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LaTeX と Typst のプロジェクトの作成、コンパイル、共同作業のための実用的なガイド。
執筆ツール
記号、数式認識、数式のライブプレビュー、表と画像の貼り付け、整形、スペルチェック、アウトライン移動。
このガイドの対象
記号と数式を挿入する
よく使う記号をサイドバーから検索して挿入できます。数式の画像を LaTeX に変換することもできます。
手順
- 数学記号セクションを開き、名前で検索するかカテゴリから探し、記号を選ぶとカーソル位置に挿入されます。
- 数学記号の見出しにある画像ボタンから、数式のスクリーンショットをドロップ・アップロード・貼り付けします。
- 認識された LaTeX とレンダリング結果を確認・修正し、挿入形式を選んでカーソル位置に挿入します。
- 画像は認識のために設定済みの AI モデルへ送られます。JointTex は圧縮したスクリーンショットと結果をプロジェクトごとの履歴に最新 50 件まで保存し、各項目を個別に削除できます。
入力しながら数式と構造を見る
数式をその場でプレビューし、アウトラインから節へ移動できます。確認のたびにコンパイルする必要はありません。
手順
- 数式のライブプレビューを開いたままにして、入力中の数式の描画を確認します。
- 珍しい字形は初回にフォントを読み込むため、プレビューには接続が必要です。
- アウトラインセクションで、開いている .tex ファイルのセクション間を移動します。
- PDF ペインをクリックすると、アウトラインはコンパイル済み PDF の構造に切り替わり、読者が見る順序で文書をたどれます。
- 数式の中で右クリックし、「Copy As」から LaTeX、MathML、Microsoft Word 用の数式、または「画像」としてコピーします。
- エディター設定の「数式プレビュー」で、「インライン」「フローティング」「プレビューしない」から選びます。
表と画像を貼り付ける
.tex または Markdown ファイルに貼り付けると、コピーした表はその表のソースに変換され、コピーした画像はプロジェクトに保存されて取り込まれます。
手順
- 表計算ソフト、文書、Web ページから表をコピーして貼り付けると、太字、斜体、結合した列、キャプションを保ったまま表として挿入されます。変換されるのは 200 行 × 50 列までの表です。
- 貼り付ける場所によって形が決まります。tabular の中では行だけ、table フロートの中では tabular だけが挿入され、それ以外の場所では table フロート全体が挿入されてカーソルがキャプションに置かれます。
- 表を貼り付けた後の通知に、プレーンテキストとして貼り付け直す方法が示されます。元に戻してから、書式なしで貼り付けてください。
- スクリーンショットやコピーした画像を貼り付けると、pasted-<date>-<time>.png として保存されます(JPEG は形式がそのまま保たれます)。保存先は、ルートファイルと同じ場所にある figures、images、figs、fig、img、assets のうち最初に見つかったフォルダーで、どれもなければ新しい figures フォルダーです。画像はカーソル位置に取り込まれます。
- figure の中では \includegraphics だけが挿入され、それ以外では figure 全体が、Markdown では画像リンクが挿入されます。貼り付けで既存のファイルが上書きされることはありません。
- テキストを選択して Web アドレスを貼り付けると、そのテキストがアドレスへのリンクになります(LaTeX では \href、Typst では #link、Markdown では [テキスト](アドレス))。リンクになるのは装飾のない語だけで、数式、コード、コメント、マークアップを含むテキストは変換されません。書式なしで貼り付けるとアドレスそのものが貼り付けられます。
CtrlShiftV でクリップボードの内容をプレーンテキストとして貼り付けます。この場合は変換されません。
整形・構造・カウント
エディター上のツールバー、「ドキュメントを整形」、文字数カウントが、LaTeX ソースの決まりきった作業を引き受けます。
手順
- .tex タブの下にあるツールバーから、見出しレベル、「太字」、「斜体」、「リンクを挿入」、「相互参照を挿入」、「脚注を挿入」、リスト、「図を挿入」、そしてサイズを選んで「表を挿入」を使えます。
- {mod+b}、{mod+i}、{mod+u} で、Word と同じように選択範囲を「太字」「斜体」「下線」にします。書式の付いたテキストでもう一度押すと書式が外れ、何も選択していなければ空のコマンドを挿入してカーソルをその中に置きます。Typst と Markdown のファイルでも同じように使えますが、Markdown には下線がありません。
- ツールバーを右クリックして「テキストツールバーを非表示」を選ぶと消え、エディター設定の「テキストツールバー」で再表示できます。
- 「ドキュメントを整形」を実行すると、プロジェクトの「整形」設定に従って .tex ファイルのインデントと折り返しが整えられます。この設定は共有されるため、どの共同編集者が実行しても同じ結果になります。
- リストの中で Enter を押すとリストが続きます。コマンドパレットからは「LaTeX: 選択範囲を環境で囲む」と「LaTeX: 現在の環境を閉じる」を実行できます。
- ステータスバーの文字数カウントをクリックするか、「文字数カウントを表示」を実行すると、「本文」、「見出し」、「キャプションと脚注」、そして「ファイル別」の内訳が表示されます。数式、コメント、プリアンブル、引用キーは数えません。
- 同じパネルで「図」、「表」、「別行立ての数式」も数えます。いずれかを開くと項目が一覧され、項目にポインターを合わせるとプレビューできます。
ShiftAltF でドキュメントを整形し、CtrlAlt] で現在の環境を閉じます。
書きながら誤りに気づく
補完はプロジェクト内のラベルや引用キーを候補に表示し、スペルチェックには共有辞書を使えます。
手順
- 英語の文書では未知の語に下線が引かれ、クイックフィックスでプロジェクト辞書に追加できます。辞書はプロジェクト全員で共有されます。
- 入力に応じて、コマンド・環境・パッケージ・ラベル・引用キーが補完候補として提示されます。
- 参照・マクロ・挿入画像・パッケージ名にホバーすると、別のファイルを開かずにプレビューできます。
- 定義へ移動で、ラベルやマクロ、引用キーの宣言、またはパッケージのドキュメント PDF を開けます。
- エディター設定の「言語と支援」で「文法チェック」をオンにすると、英語の文法と文体も指摘されます。チェックはブラウザー内で実行され、クイックフィックスで、その語句を今回だけ、このプロジェクトで、またはすべてのプロジェクトで無視するか、そのルールをオフにできます。
- 同じ場所で「分野別辞書」を選ぶと、スペルチェックがあなたの分野の用語を認識します。選択は共同編集者と共有されます。
