ヘルプセンター
LaTeX と Typst のプロジェクトの作成、コンパイル、共同作業のための実用的なガイド。
問題を解決する
よくあるコンパイル・アクセス・ワークスペースの問題に対処します。
このガイドの対象
まず詳細を見る
エラーメッセージは通常、対処すべきソースファイルや操作を指し示しています。
手順
- メッセージ、参照されているファイル、直前の編集を確認します。
- 意図的に一度再現し、文書の問題なのかその場限りの事象なのかを切り分けます。
- 該当するガイドをもう一度試し、それでも解決しなければプロジェクト名とエラーの詳細を添えてサポートに連絡します。
コンパイルが失敗・停滞するとき
失敗中と混雑中はステータスバーでは似て見えますが、取るべき対応は正反対です。
手順
- 失敗した場合は問題パネルを開き、最初のエラーから見ます。後続はその波及であることが多いためです。
- メッセージ自体が分かりにくいときは、その診断に対して AI の「説明」や「修正」を使います。
- コンパイルは 1 人につき同時に 1 件です。新しい自動コンパイルは待機中のものを置き換え、明示的なコンパイルは少し待って再試行を求めることがあります。
- コンパイルサービスが要求を完了できなかったという表示は、文書ではなくサービス側を指しています。再試行し、続くようならサポートへ連絡してください。
- 制限時間を超えた、あるいは容量やメモリを使い切ったために停止されたコンパイルは、再試行しても通りません。ループ、負荷の高いパッケージ、非常に大きな画像がないか探すか、文書を分割してください。
- 古い補助ファイルのせいでビルドが失敗し続けるとき、またはソースと PDF の間のジャンプが効かなくなったときは、コンパイルメニューを開いて「キャッシュを消去して再コンパイル」を選びます。
プロジェクト自体が原因のとき
失敗の中には、エラーが示す行のソースではなく、ファイルの場所やプロジェクトの容量から来るものがあります。
手順
- ファイルを移動または名前変更した直後に出るファイル欠落のエラーは、たいていパスが古い場所を指したままであることを意味します。移動後に出る通知で「更新」を選ぶか、パス(LaTeX では \input や \includegraphics、Typst では #include や #image)を自分で直してください。
- プロジェクトがサイズ上限に近いという警告は、いっぱいになると新しいファイルや編集を保存できなくなることを意味します。不要になったファイルを削除するか、プロジェクトを分割してください。
- コンパイルサービスが混雑中または利用できないときは、通知がデスクトップアプリを案内します。デスクトップアプリなら自分のコンピューターの LaTeX でコンパイルできます。アプリ内では、サーバーでコンパイルする設定のプロジェクトに「代わりにこのコンピューターでコンパイル」が提示されます。
アクセスと接続の問題
開けないのは、たいていアカウントか接続の状態であって、プロジェクトが失われたわけではありません。
手順
- ステータスバーの保存状態を示す点にポインターを合わせてオフラインで作業中と表示される場合も、そのまま書き続けてください。編集はブラウザーに保持され、接続が戻ると同期されます。
- オフライン中のサインアウトは避けてください。サインアウトするとローカルの控えが消えます。
- 開けなくなったプロジェクトは「見つかりません」と表示されます。権限が変わったか、ゴミ箱に移されていないか所有者に確認しましょう。
- メールアドレス未確認や凍結されたアカウントは、1 つのプロジェクトではなくアプリ全体をブロックします。
Typst プロジェクトの動作が違うとき
Typst プロジェクトは、書いている間はページ内で、ブラウザーではダウンロード用にサーバーでコンパイルされます。そのため、意外な動作の多くは、どちらがプレビューを作ったかに由来します。
手順
- PDF が入力に追従しない、またはソースと PDF の間のジャンプが効かない:プレビューをコンパイルしているのがページではなくサーバーです。コンパイルメニューで「自動コンパイル」を確認し、ブラウザーを更新してページを再読み込みしてください。ページのフォントで表示できない文字を含む文書も、サーバーでコンパイルされます。
- @local のインポートでパッケージが見つからないというエラーが出るのは、想定どおりです。利用できるのは @preview のパッケージだけです。
- インポートした ZIP やリポジトリに .typ ファイルが複数あり、最上位に main.typ がない場合、ほかの .typ ファイルから import も include もされていない .typ ファイルがルートになります。それが目的の文書でなければ、プロジェクト設定を開き、ルートファイルにする .typ ファイルを選んでください。
- コンパイルサービスがまだ Typst 文書をコンパイルできないというメッセージは、文書ではなくサービス側から来ています。しばらくしてからもう一度試してください。
