ヘルプセンター
LaTeX と Typst のプロジェクトの作成、コンパイル、共同作業のための実用的なガイド。
プロジェクトを管理する
ダッシュボードから検索・複製・アーカイブ・ゴミ箱・インポート・エクスポートを行います。
目的のプロジェクトを見つける
プロジェクトページには所有・参加しているものがすべて並ぶため、まずは絞り込みです。
手順
- プロジェクト名で検索するか、「ファイル内容」をオンにしてファイルの中身も検索します。一覧は常に最終編集の新しい順に並びます。
- サイドバーのビューで一覧を絞り込みます。「共有されたプロジェクト」、スター付き、アーカイブ済み、削除済みのプロジェクトにそれぞれビューがあります。
- 今週実際に手を動かしている数個にスターを付けます。
- 完了したが残しておきたいものはアーカイブします。アカウントからは消えず、一覧から外れるだけです。
- スターとアーカイブは個人設定です。あなたの整理で共同編集者の一覧が変わることはありません。
複製・ゴミ箱・復元
ライフサイクルの操作のほとんどはプロジェクトのメニューにあり、破壊的なものは所有者だけが行えます。
手順
- 開けるプロジェクトはすべて複製できます。共有されたものでも、自分のものとして独立したコピーが得られます。
- コレクションを開いた状態で作ったコピーは、そのコレクションに追加されます。
- ゴミ箱への移動、ゴミ箱からの復元、完全削除ができるのは所有者だけです。
- 完全削除の前に必ずゴミ箱を経由するので、ワンクリックで消えることはありません。
- 完全に削除するには、サイドバーで削除済みのビューを開き、プロジェクトを選択して、表示されるバーで「完全に削除」を選びます。
- 完全削除では履歴・AI セッション・Git リポジトリも一緒に失われます。
名前の変更・複数選択・引き継ぎ
プロジェクトを開くより、ダッシュボードから行うほうが早い操作もあります。
手順
- 所有者と編集者は、プロジェクトを開かなくても、そのメニューから「名前を変更」を選べます。
- 複数のプロジェクトの横にあるチェックボックスをオンにすると、まとめて操作できます。「コレクションに追加」「ダウンロード」「アーカイブ」「ゴミ箱へ」が使えます。
- ゴミ箱への移動や削除ができるのは、自分が所有するプロジェクトだけです。「選択を解除」で選択を取り消します。
- プロジェクトをほかの人に引き継ぐには、プロジェクト内で「共有」を開き、メンバーに対して「オーナーにする」を選びます。あなたは編集者として残ります。
インポートとエクスポート
内容は通常のアーカイブとして出入りします。制限は 1 つのプロジェクトが確実にコンパイルできる範囲を保つためのものです。
手順
- ZIP アーカイブをアップロードして既存の作業を取り込みます。1 回あたり最大 100 MiB、複数のアーカイブをまとめて指定できます。ルートファイルは自動で選ばれます。まず .tex ファイル(main.tex、\documentclass を含むもの、またはほかの .tex ファイルから \input も \include もされていないもの)、なければ main.typ か、ほかの .typ ファイルから import も include もされていない .typ ファイルです。プロジェクト設定で変更できます。
- 教育プラン、Plus、Pro では、「新規プロジェクト」から「GitHub または WebDAV からインポート」を選ぶと、リポジトリのブランチや WebDAV フォルダーからプロジェクトを作成でき、プロジェクトはその接続先とつながったままになります。
- プロジェクトごとの上限内に収めます。ファイルは 20,000 個・合計 512 MiB まで、単一ファイルは 50 MiB までです。
- プロジェクトメニューからエクスポート:「ダウンロード」を選び、コンパイル済み PDF なら「PDF」、ソース一式なら「プロジェクト(.zip)」を選びます。
- Word で査読する相手には、同じメニューの「Word (.docx) として書き出す」を選びます。書き出しの前に一度コンパイルするので、節・図・表・数式の番号と参考文献リストは PDF と一致し、数式は Word で編集できる数式になります。これは読んでコメントするためのコピーで、組版済みの投稿原稿ではありません。レイアウトは Word のもので、引き継げなかった内容(TikZ の図、独自の環境、見つからない図)はダイアログにすべて一覧されるので、気づかないうちに消えることはありません。同じメニューには「Markdown (.md) として書き出す」(本文のコピー。数式は TeX、画像は隣のフォルダーに入ります)と「HTML (.html) として書き出す」(画像を埋め込み、数式を MathML で表示する 1 つのウェブページ)もあります。3 つとも LaTeX と Typst のどちらのプロジェクトでも使えます。Typst プロジェクトはコンパイルが通らないと書き出せず、ページに描画されるだけの内容(図形や図解)は省略されて一覧に表示されます。
- Word や Markdown の下書きを LaTeX または Typst として取り込む:「新規プロジェクト」から「ファイルからインポート」を選び、.docx または .md ファイル(最大 50 MiB)を指定し、文書の変換先をどちらにするか選んで「インポートを開始」を押します。こうして作った LaTeX プロジェクトは XeLaTeX でコンパイルします。エクスプローラーでそのファイルを右クリックして「LaTeX に変換」(Typst プロジェクトでは「Typst に変換」)を選ぶこともできます。プロジェクト内では、Markdown ファイルは隣に .tex または .typ ファイルが、画像を含む Word ファイルはそのファイルと画像を収めたフォルダーが作られます。Word の変更履歴はソースには戻されません。
- エクスポートは閲覧者を含む全メンバーが行えます。読み取り権限があればコピーを持ち出せます。
