ヘルプセンター
LaTeX と Typst のプロジェクトの作成、コンパイル、共同作業のための実用的なガイド。
PDF のコンパイルとプレビュー
LaTeX または Typst の文書をビルドし、ログを読み、コンパイル方法を選びます。
ビルドして結果を読む
エディターからコンパイルを実行して PDF を確認できます。エラーが出た場合はログも開けます。
手順
- キーボード、ステータスバー、または PDF ペインのビルドボタンからコンパイルします。
- エラーと警告は問題タブにまとめられます。重大度で絞り込み、ソースへ移動で該当行に飛べます。
- まとめ表示では情報が足りないときは、出力タブで生ログ(LaTeX では latexmk のログ、Typst では Typst 自身のメッセージ)を確認します。
- 問題一覧からアシスタントに、特定の問題(またはすべて)の説明や修正を直接依頼できます。
- コンパイルの実行中は、ステータスバーまたは PDF ペインのビルドボタンにある「コンパイル中…」をクリックすると停止できます。
- ビルドが古い補助ファイルを使い回しているようなら、「コンパイル」ボタン横のコンパイルメニューを開いて「キャッシュを消去して再コンパイル」を選びます。
CtrlS または CtrlEnter でプロジェクトをコンパイルします。CtrlAltS で実行中のコンパイルを停止します。F8 と ShiftF8 で次の問題と前の問題へ移動します。
投稿前に PDF を確認する
「プロジェクトチェック」には 4 つのタブがあります。「ソースチェック」はコンパイルせずにソースを読み、「参考文献」は参考文献を検証し、「PDF」はコンパイル済みの PDF そのものと前回のコンパイルの警告を読み取り、出版社のチェッカーや読者が気づく問題を示します。「前回のコンパイル」には、コンパイル自体のエラーと警告が一覧されます。
手順
- 「ソースチェック」タブで「チェックを実行」を押すと、ルート文書とその依存ファイルが走査されます。重複したラベルや文献キー、定義されていない引用や参照、見つからない可能性のあるファイル・画像・参考文献、XeLaTeX または LuaLaTeX を必要とするパッケージが一覧されます。
- コンパイルしてから「プロジェクトチェック」を開き、PDF タブを選びます。
- 埋め込まれていないフォントと Type 3(ビットマップ)フォントが報告されます。多くは他のプログラムで書き出した図に由来します。
- 未定義の参照と引用、フォントにない文字、余白にはみ出した行、サイズの異なるページは、それぞれ最初の該当箇所とともに 1 件ずつ報告されます。
- ページより縦に長い図や表、もう一度の実行をまだ求めているコンパイル、失敗したコンパイルの後に残っている以前の PDF も報告されます。
- 「ソースチェック」タブで「匿名投稿チェック」をオンにすると、PDF のメタデータに著者名がある場合にも警告されます。
エンジンとルートファイルを選ぶ
ルートファイルと LaTeX エンジンを指定し、チームで同じ設定を使ってコンパイルできます。
手順
- プロジェクト設定でルート .tex ファイル(\documentclass を含み、コンパイラーに渡されるファイル)を指定します。
- エンジンを選びます。pdflatex、latex、xelatex、lualatex。fontspec でフォントを読み込むなら XeLaTeX か LuaLaTeX が必要です。
- TeX Live のリリースを選びます。古いビルドを再現するには、古いリリースのままにしておくのが最も安全です。
- コンパイルモードを設定します。本番は通常、構成の確認だけなら高速(下書き)です。
コンパイルのタイミングを選ぶ
手動でコンパイルするか、入力が止まった後に自動で実行するか、各自で選べます。
手順
- 自動コンパイルを有効にすると入力が止まった後に再ビルドされます。無効にして意図的にビルドすることもできます。
- ログが長くて原因が埋もれるときは、最初のエラーで停止を有効にします。
- カーソルから PDF の対応位置へ移動でき、PDF のどこかをダブルクリックするか、Cmd/Ctrl を押しながらクリックすると、対応するソース行に戻れます。
- プロジェクトメニューから PDF をダウンロードするか、印刷用に別のブラウザータブで開きます。
CtrlJ でソースから PDF へ移動します。PDF にフォーカスがあるときは、矢印キー、Page Up、Page Down、Home、End、Space でスクロールし、+ と - で拡大・縮小、0 で幅に合わせます。CtrlJ を押すと、選択したテキストまたは表示の中央からソースへ戻ります。CtrlF で「PDF 内を検索」を開きます。
